幼稚園入園前の方からよくいただくご質問を中心にまとめました。ご不明な点、さらに詳しくお聞きになりたいということがございましたらご遠慮なくお問い合わせ下さい。

保育内容・カリキュラムについて

Q運動遊びや英語遊びはどのような目的で取り入れていますか?
A授業ではありませんので、出来るようにする事を目的に行っているものではありません。
ふれあいデーとして各学年毎週1回クラス単位で行っています。体操指導の先生や外国人の先生等、クラス担任以外の先生とふれあいながら、表現する楽しさを味わったり積極的にコミュニケーションを取ることが身につく機会と考えています。また、興味を持ち自ら参加する意欲を持つ「きっかけ作り」と考えています。
そして(もっとやってみたい!)というお友達のためには、課外教室を行っています。
Q文字や数の指導は行っていますか?
Aさかえ幼稚園では、ワークブックを使った一斉指導は行っておりません。
文字や数は園生活や遊びを通して自然に触れています。絵本は字を読むことが目的ではありませんが、絵本に親しむことにより字を読むことに興味を持つきっかけになります。遊びや運動遊びの中で数を数えたり分け合うなどしながら数の概念を身につけていきます。年中~年長組になると自分の名前を書く機会があります。鏡文字になってしまったり筆順を間違って覚えてしまうのが心配な方は、課外教室「よみかきなび」もありますのでご利用ください。
Q行事がとても多いようなのですが、子どもたちがゆっくり遊べないのではないでしょうか?
A‘‘大きなおもちゃ箱‘‘の中でお楽しみはいっぱいですが、どの行事・どの活動も子どもたちが楽しいと感じることで「遊び」の1つと捉えてもらえるよう配慮をしております。
行事のための生活にならないよう、日々の積み重ねが行事につながるようにという方針を大切にし、一日の生活の中も動と静のバランスをとるように心掛けております。

健康・安全について

Q災害に対する危機管理はどのように行っていますか?
A☆地震・火事・バス乗車時の災害・不審者対応など様々なケースに対応出来るよう定期的に避難訓練を行っています。その都度全体に向けてと各クラス毎年齢に応じて災害に対する備えについてお話をしております。
☆一年に一度「災害時引き取り訓練」を行っています。‘‘東海沖地震の警戒宣言が発令された‘‘という想定で保護者の皆様に自宅から徒歩、または自転車で幼稚園までお迎えに来ていただくという訓練をしております。
☆個人持ちの教材の中に‘‘非常用5年保存水‘‘と‘‘どこでもビスケット‘‘を購入していただきクラスで管理しています。また信州を水源とするアルピナウォーターも災害時の非常用飲料水として備えているものです。
☆平成22年度より「緊急地震速報装置」を設置しました。
Qケガ・急病時の対処はどうなっていますか?
A☆看護師資格を有する養護担当が常駐しております。
☆ケガで通院が必要と判断した場合にはすぐに保護者と連絡をとり、相談後原則として園職員看護師が医療機関にお連れするという対処をとっております。
☆また37.5℃以上の発熱や嘔吐等、明らかにいつもと違う様子の場合は保護者に連絡をし、相談後お迎えに来ていただくようにしております。

昼食について

Qどうして給食をやっていないのですか?
A保護者アンケートの結果によりますと「給食をやっていないから入園を迷われた」という方が全体の3割、「手作り弁当だから入園を決められた」というご家庭も全体の1割でした。
食育という視点から考えると、ご家庭の状況が多様化していますので給食にしてあげた方が良いのではと思うこともありますが、どちらの要望にも添えるようにということで、希望者の方はお弁当を注文出来るような体制を取っております。導入に関して「みんな一緒でないとかわいそう」というご心配をされる保護者の方もいっらしゃいましたが、クラス担任も時々利用しておりますので大丈夫です。現在は職員も含めて毎日平均15食前後の利用状況となっております。
Qお弁当作りが心配です。さかえ幼稚園では冷凍食品を入れてはいけないというウワサがあるのですが、本当ですか?
Aそのようなことはありません。冷凍食品も利用していただきながら、栄養バランスを考えたお弁当作りを頑張っていただきたいと思います。
食育の観点からも冷凍食品のみになってしまわなければ良いと思います。野菜などはなるべく新鮮なものを使いたいですね。お弁当に入れてはいけない物はゼリー類やお菓子のみです。
Qお弁当注文できると聞いたのですが、当日の朝でも大丈夫ですか?
Aお母さんが急病のためお子さんも欠席ということがありましたので、何とか園としてお手伝いが出来ないだろうか…ということが注文弁当を導入したきっかけでもありますので、当日の朝の対応はもちろん行っています。お弁当屋さんへの連絡時刻の朝8時までに連絡をいただければ、注文・キャンセル共に大丈夫です。一食300円(税込)です。
Q水曜日の自家製パン軽食はどこで作っているのですか?
Aさかえ幼稚園敷地内にあるパン工房にて、4人の専任スタッフがパン作りをしています。
毎週2種類のパンを出していますので、月曜日と火曜日にそれぞれ1種類ずつ生地を作って冷凍し、水曜日には理事長も入り朝から解凍・発酵し、焼いて軽食として出しています。衛生管理をしっかり行い、おいしくて安全なパン作りを目指して頑張っています。
Qおみそ汁の日について教えてください。
A畑体験を中心とした「さかえ幼稚園の食育」の一環として、園でおみそ汁を作ってみんなで食べる日を週一回行っています。発酵食品の味噌、海の栄養をいただく出汁、新鮮な野菜…おみそ汁には、子どもたちの体と脳を育てる大切な栄養素がいっぱい詰まっています。
野菜は幼稚園で収穫したものを中心に、地元で採れた野菜を使用しています。又、味噌やその他の具材については極力食品添加物が入っていないもの、出汁は九州産のものを取り寄せています。「おみそ汁の日」は、おにぎりのみ(おかずなし・おにぎりの中身は自由・デザート持参可)と、水筒・お椀を持たせてください。

入園準備について

Q幼稚園入園までに注意すること、練習しておいた方が良い事などがありましたら教えてください。
Aお子様にとってまた保護者の方にとっても、幼稚園への入園が不安にならないよう、色々心配しすぎないのが一番かと思います。もし、心配されたり不安なことがある場合は、悩まず抱え込まず幼稚園の主任までご相談ください!
排泄や衣服の着脱などお子様の身の回りのことは、ご家庭で無理のない程度出来る範囲で楽しみながら練習をしてみてください。
Qバックを作るなどの手作りはとても苦手です。どうしたら良いですか?
Aそんな時は「手作りママ」(有料)に依頼することができます。「手作りママ」とは幼稚園の卒園児や在園児の保護者の方で、ご希望の方には幼稚園を通して紹介し、その後はご希望される方と手作りママとで直接連絡を取り合って進めていただきます。お子様の好きな布地を選び購入していただき手作りママに渡し、手作りを依頼する物の種類に応じて作業代金をお渡ししていただくようになります。(詳細は園までお問い合わせください。)

入園に関するご心配について

Q月齢が低いので他のお子さんについていけるかどうか心配ですが…
A

さかえ幼稚園では「一人一人成長の速さが違うのは当たり前」と受け止めて対応しています。
年少組には子育て経験のある教諭を担任に配しており、一人一人に合わせた指導援助を行っておりますのでご安心下さい。またご家庭との連携も大切ですので、こまめに連絡を取り合ってまいります。いつでもお気軽にご相談下さい。
Qまだおむつが取れていません。紙パンツで登園しても良いですか?
A

大丈夫ですよ!おむつが取れていないお子さんにはなるべく布パンツをたくさん持たせていただき、いつでも着替えが出来る状態にしていきます。また、お子さんによってはおしっこはトイレで、ウンチは紙パンツの中でという場合もあるようですね。周りのお友達のする事を見て「自分でやってみようかな」と自分からやろうとするきっかけがあるのも集団生活の良さです。一人一人のお子さんのペースに合わせて焦らずに行っていきましょう。
Qまだ言葉があまり出ないので、思ったことが伝えられるか心配なのですが…
A

園でもゆっくり対応してまいります。ゆっくり話してあげること、答えを急がないことが大事だと思います。ご家庭でも良い絵本をたくさん読んであげて下さい。テレビやビデオにばかりお守りをさせると、どうしても言葉が出るのが遅い傾向にあるようです。
また、おむつが取れると急に言葉が出てくるということもあるようです。
Q人見知りがひどく母親と離れられるのか心配です。
A

生まれてまだ3年間しか経っていないのですから、大好きなお母さんと離れる不安で泣くというのも自然なことですね。毎年入園してしばらくの間は泣いているお子さんもいます。でも幼稚園に少しずつ慣れ、友達や先生と遊ぶ楽しさを感じ始めると自然と泣かなくなってきます。最初は送り出して頂くお母様も辛いと思いますが、幼稚園職員にお任せ頂き、お子さんが泣いていても思い切って引き渡して下さい。お母様が不安な顔でいつまでもその場にいるとお子さんもより不安になり、泣く期間も長引いてしまうようです。
Qさかえ幼稚園の預かり保育について教えてください。
A

さかえ幼稚園の預かり保育は「わくわくたいむ」という名前で行っています。
保育終了後から18:00まで行っています。
(7:00~8:30の早朝保育・18:00~19:00の延長保育も行っています。)
預かり保育専用の部屋で専任の職員が担当させていただいています。
「わくわくたいむ」ならではの楽しい活動を提供すると同時に、保育後のホームクラスという位置付けで安らぎの場となるよう配慮しています。