たけのこ文庫よりおすすめの絵本をご紹介します📖

ライオンとぼく NEW

垂石眞子 さく
偕成社

ぼくとライオンはともだち。
ある日、ぼくはライオンを家に招待します。
でもぼくの家族が、ライオンの髪がぼさぼさだとか、足が汚い、手が汚い、食べ方が汚いだとかたくさん注意をするので、ライオンは意気消沈してしまいます。それを見たぼくは・・・。

子どもが大きいものへ憧れる気持ち、自分らしくいることの大切さを教えてくれる心温まる絵本です。

おかえし NEW

村山桂子 さく / 織茂恭子 え
福音館書店

たぬきさんの家の隣に、きつねさんの家族が引っ越してきました。
きつねの奥さんは引っ越しのご挨拶にいちごを持っていきました。
「なにか おかえししなくっちゃ…」
たぬきの奥さんはお返しを持ってでかけます。

そこから繰り返されるお返し合戦。
「おかえしのおかえしのおかえしの……」
いったい最後はどうなるの?

親子で楽しみながらご覧ください。

せんたくかあちゃん

さとうわきこ・さく/え
福音館書店

雷の季節になるとこの絵本の出番!洗濯が大好きな母ちゃんは、洗濯板で家じゅうのものを洗ってしまいます。なんと、子どもや犬や猫までも!干された子どものおへそを狙って、雷さまが落ちてきました。せんたくかあちゃんは、とうとう雷さままで洗ってしまいましたよ!

奇想天外、びっくりの連続ですが、昭和の時代から長く長く愛されている絵本です。

かさもって おむかえ

征矢 清 さく・長 新太 え
福音館書店

夕方になって雨が降り始めたので、かおるは傘を持って駅までお父さんを迎えに行きます。駅で出会ったオレンジ色のとらねこは、かおるを不思議な冒険に連れていきます。最初は楽しかったかおるも、本当にお父さんに出会えるか心配になって涙がぽろり。物語に引き込まれ、ドキドキハラハラの感情体験ができる絵本。梅雨の季節におすすめの一冊です。


おじさんのかさ

佐野洋子 作・絵
出版社:講談社

おじさんが大切にしているりっぱなかさ。とっても大切なので、いつでももって歩きます。雨が降っても使いたくありません。そんなおじさんが、ある雨の日に男の子と女の子の姿を見て、とうとう大切なかさを開きます。
「あめがふったらポンポロロン」
「あめがふったらピッチャンチャン」
大切なものを汚したり壊したくないという誰もが経験したことのある思いを、ユニークに描いた絵本です。でもきっと、大切で大好きな物は、濡れても、汚れても、姿を変えても、ずっと大切なんですよ…ね!


やさいのおしゃべり

泉なほ 作/いもとようこ 絵
出版社:金の星社

ぼくはきゅうり。今日スーパーで元気そうなおばさんに変われて、れいちゃんちの冷蔵庫にやってきた。でも、れいちゃんはきゅうりがきらい。ぼく、捨てられちゃうのかな・・・

冷蔵庫のなかでは野菜たちがひみつのおしゃべり。くさって捨てられた仲間たちはとってもかわいそう・・・

これから夏。さかえ幼稚園の畑でもたくさんの野菜ができます。
野菜さんたちは、みんなに食べてもらえる日を楽しみにしているみたいですよ!


さっちゃんのまほうのて

たばたせいいち 先天性四肢障害児父母の会 のべあきこ しざわさよこ 共同制作
出版社:偕成社

さっちゃんは右手に先天性四肢障害をもつ女の子。幼稚園のおままごとで、さっちゃんは初めて人気のお母さん役に立候補してみました。ところが、いつもお母さん役をやるまりちゃんがこう言いました。「さっちゃんは おかあさんにはなれないよ!だって、てのないおかあさんなんて へんだもん」傷ついたさっちゃんに優しく向き合うお母さんお父さん。

人間にはひとりひとりさまざまな異なる特徴があること、それを知っていると知らないとでは、大きな差があります。きっとそれぞれのお子さんが感じることがあると思う絵本です。小学校入学前に、ぜひ読んでみてください。


しんせつなともだち

方 軼羣 (ふあん いーちゅん) 作
君島久子 訳  村山知義 画
出版社:福音館書店

雪がたくさん降ってすっかり真っ白になった野山で、お腹が空いたこうさぎが、かぶを二つ見つけました。こうさぎは、そのうちの一つを食べ、残りの一つをろばに届けます。

「ゆきがこんなにふって、とてもさむい。きっとたべものがないでしょう。」思いやりの連鎖はろばからこやぎへ、こやぎからこじかへ…寒い冬に心温まるお話を親子でぜひ楽しんでください。


クリスマスにはおくりもの

五味太郎 作
出版社:絵本館

クリスマスの真夜中、ある女の子の家にやってきたサンタさんは、靴下にプレゼントを入れようとして「おや?なにかはいっているぞ?」と気づきます。それは女の子からサンタさんへのプレゼント。朝が来るまでプレゼントを開けずにワクワクしているサンタさん、プレゼントを開けて大喜びのサンタさんに、思わずにっこりしてしまいます。

プレゼントは、もらう嬉しさはもちろんですが、贈る楽しさもありますよね。相手を思う心をいつまでも大切にしたいと思える一冊です。

今年も素敵なクリスマスになりますように。


ペレのあたらしいふく

エルサ・ベスコフ作絵 / おのでらゆりこ訳
出版社:福音館書店

今から100年以上前に出版され、今も世界中で読み継がれる名作中の名作絵本です。昔のスウェーデンの田舎の風景が色彩豊かに描かれています。

 寒くなってきたある日、ペレは自分が飼っている子羊の毛で新しい洋服を作ろうと考えます。糸をつむいだり、布を織ってもらったり、自分ではできないことを大人に頼む代わりに、ペレは自分にできるお手伝いをします。

物が溢れ、なんでも簡単に手に入ってしまう今の時代にこそ、子どもに伝えたいことがたくさん詰まった一冊です。


やまなしもぎ

平野直・再話/太田大八・画
出版社:福音館書店

病気の母親が食べたいと言ったやまなしを、三人の兄弟が順番で山にとりに出かけます。長男のたろう、次男のじろうは途中で出会うばあさまや自然の声に耳を傾けず、沼の主にのまれてしまいます。果たして三男のさぶろうは沼の主に打ち勝ち、やまなしを持ち帰ることができるのでしょうか?秋の山の風景が綺麗に描かれた、日本の民話です。


しろねこしろちゃん

文:森 佐智子 絵:MAYA MAXX
出版社:福音館書店

真っ黒なお母さん猫に3匹の黒猫と1匹の白猫が生まれました。ある日お母さんが「今日はおとうさんが帰ってくるよ」と言います。白猫のしろちゃんは、自分だけ違う色なのが恥ずかしくなり、そっと家を出ていきます。その途中でしろちゃんは、大きくて真っ白な猫に出会い後をついていきます。白猫の行先は・・・。

みんなと違うことがなんとなく不安な子どもの気持ちに優しく寄り添ってくれる温かい絵本です。


< 2021年9月~ 文・力丸 >

トマトさん

作:田中清代
出版社:福音館書店

夏の昼下がり、真っ赤にうれたトマトさんがトマトの木から「どたっ」と落ちました。照りつける痛いほどの太陽…あぁ暑くてたまらない…そんなトマトさんの横をころころころ、ミニトマトさんがころがって小川にぽっちゃん!「わたしも およぎにいきたいよう。だけど、からだが おもいんだ。」涙をながすトマトさんを助けようとやってきた、とかげや虫の仲間たち。みんなで力を合わせて「えい、えい、えーい!」さてさて、どうなる?!終盤のトマトさんの表情は特におすすめポイントです☆

これからさかえ幼稚園でもトマトの収穫が盛んになりますが、にこにこファームのトマトさんたちはどこへころがっていくのかな…?!想像しながら読んでみてくださいね♪


あめのむこう

作:水野 翠
出版社:福音館書店

梅雨にぴったりの絵本をご紹介します。

あめがやむのをまっていたわにさん。「まつのは やめた、やめた!かわりに、このあめがおわるところまであるいていこう」歌いながらあるいていくとユニークな発想の動物たちに出会います。そしてみんながたどり着いた先には…!!


動物たちの傘の使い方が気になった方、ぜひたけのこ文庫へお越しください☂




999ひきのきょうだい

作:木村 研
絵:村上 康成
出版社:チャイルド本社

さかえ幼稚園のフリーデー「てづくりおもちゃコーナー」でお馴染みの木村研先生の本です。

春、カエルのお母さんが田んぼに999個のたまごを産みました。みんな順調におたまじゃくしからカエルに成長するなか、一人だけのんびりおたまじゃくしに孵ったお兄ちゃん。そんな兄弟たちがかくれんぼをしていると、そこに大きなヘビが現れて…?!

999ひきのきょうだいたちを親子で応援しながら読んでください☺




あしたも ともだち

作:内田 麟太郎
絵:降矢 なな
出版社:偕成社

ぼくの ともだち オオカミさんは
かっこいいし、あたまもいい。
トランプもつよいし、つりもうまい。
オオカミさんとあそんでいると、
じかんがたつのを わすれちゃう。
「おい、キツネ。あしたもな」って
オオカミさんが いうと、
ぼくは うれしくって うれしくって、
こころが キラキラしちゃうんだ。
(こんな きもち、きみ わかる?)

―――オオカミさんが大好きなキツネさんが、やきもちをやいちゃう。その理由とは?

ともだちっていいな、大事にしたいなと思える一冊です。




もうすぐクリスマス「ばすくんのくりすます」

作:みゆき りか
絵:なかや みわ
出版社:小学館

こちらも森の中の古いバスと動物たちのおはなしです。
「くりすますってなあに?」
みんなでクリスマスツリーをつくろう!となったはいいけど、なにせここは森の中。電気もないのにどうやって光らせたらいい…?! アイデアを出しあい協力しあう動物たちを思わず応援したくなります♪

余談ですが、このバスくん、昔の西東京バスにちょっと似ていませんか?(分かる方にはわかるハズ)あのクリーム色と赤の可愛らしい車体も、もしかするとどこかで動物たちを温めているのかもしれませんね。


お風呂好きの方必読!「きしゃのゆ」

作:尾崎玄一郎・尾崎由紀奈
出版社:福音館書店 こどものとも729号

シュポ… シュポ… こまったな…

森で迷子になった、汽車の“ごうた”が行きついたところ。それは…汽車の銭湯!番台・脱衣所・お風呂、常連さんに連れられて、こごえた体と心がどんどん温かくなってきます。

番台の張り紙や脱衣所のポスターなど描かれた設定が細かくて思わず笑ってしまいます。黒いミルク瓶にもご注目!

寒い冬の日、お風呂の前に読んでみませんか?


< 2020年12月~2021年8月 文・吉田(朋) >

☆以前にご紹介した絵本はこちら