2019年1月のおすすめ絵本②
「イノシシとお月さま」
文:谷 真介
絵:赤坂 三好
出版社:佼成出版社
動物たちが十五夜のお月さまにそれぞれ得意なものを見せて喜んでもらおうと考えました。
他の動物たちが見せ物を決め練習に励む中、なかなか決まらないイノシシ。子どもたちが相撲をとって遊んでいるのを見たイノシシのお父さんは、兄弟と相撲をとって見せることにしました。
いよいよ十五夜の日!お月さまに喜んでもらえるのでしょうか?
このお話は、福岡地方に伝わる「猪の相撲」が原話で、今年の干支イノシシが主役です。
2019年1月のおすすめ絵本①
「はなをくんくん」
文:ルース・クラウス
絵:マーク・サイモント
訳:きじま はじめ
出版社:福音館書店
雪深い森の中、冬眠をしている動物たち。冬眠から目覚め、みんなで鼻をくんくんさせて駆けていきます。
しばらく駆け、みんなある場所でぴたり!笑って踊り出しました。
「うわあい!」と叫びだし動物たちが止まった先には‥
やわらかいタッチの美しい絵と詩のような文で自然の喜びを感じられる絵本です。
2018年12月のおすすめ絵本②
「クリスマスにはおくりもの」
作:五味 太郎
出版社:絵本館
女の子がクリスマスイブの夜に靴下を下げて、わくわくしながら眠りにつきました。
その夜、サンタクロースが女の子の靴下にプレゼントを入れると‥
おや?「サンタクロースへのおくりもの」
サンタクロースにプレゼントが入っていました。
サンタクロースは家に戻り、自分の靴下に贈り物を入れ眠りにつきました。
さて、プレゼントは何でしょうか?
2018年12月のおすすめ絵本①
「はやくかぜなおってね」
作:寺村 輝夫
絵:いもと ようこ
出版社:あかね書房
くりきえんに「ことしのくりすますはおやすみします。ごめんなさい」とサンタクロースから手紙がきました。
サンタクロースに会いたいみみこが手紙を書くと、ある日の夜、園長先生がサンタクロースに変身し、風邪をひいたから行けないことを伝えそりに乗って行ってしまいました。
サンタクロースは園長先生だったんだ!
それを知ったみみこは次の日、みんなにそのことを伝えて‥
みんなで楽しいクリスマスを過ごすことができたのでしょうか?
2018年11月のおすすめ絵本②
「童話のどうぶつえん」
文:漆原 智良
絵:いしい つとむ
出版社:アリス館
東京にある人気の動物もいない小さな動物園、でもお客さんに喜んでもらいたい‥そこで園長さんが思いついたことは…
この本の舞台は、羽村市動物公園です!
「お花と童話が大好き」という園長さん。
この本を読むと、なぜ動物園があのようになっているのかがよく分かりますよ!
羽村市動物公園への愛が溢れる本です♡
2018年11月のおすすめ絵本①
「ばばばあちゃんのやきいもたいかい」
作:さとう わきこ
出版社:福音館書店
秋の終わりに落ち葉を集めて「やきいもたいかい」です。
でも、あらら!さつまいもだけでなくじゃがいもやみかん、お菓子焚火に入れたり、棒にさして火のまわりに立てたりと色々焼いています。
さあ、どれがおいしいかな?
焚火の後も色々とお楽しみがたくさんです。
楽しくてわくわくしますよ♡
2018年10月のおすすめ絵本②
「ざぼんじいさんのかきのき」
文:すとう あきえ
絵:織茂 恭子
出版社:岩崎書店
ざぼんじいさんは、自分で作った柿をいつもひとり占め。
そんなある日、隣にまあばあさんが引っ越してきました。
でもやっぱり柿はもらえず、もらえるのはへたや枝など…
そこでまあばあさんは、もらったものを使って子どもたちと楽しい時間を過ごします。
それを見たざぼんじいさんは…
ひとり占めはよくないよと教えてくれているような絵本です。
柿が出てくるので秋におすすめです。
2018年10月のおすすめ絵本①
「いもほりやま」
作・絵:山岡 みね
出版社:岩崎出版
たけしくんがお兄ちゃん・お姉ちゃんたちと芋掘りをしていると、長いつるを見つけました。
どこまで続いているのかな?
えっさかほい!山に入って川を渡り、たくさん冒険しているとつるの終点が!みんなでひっぱれほーれほれ!
すると突然地面が揺れだしたかと思うと、大きなお芋がごろごろ登場!
秋はお芋掘りの季節ですね。色彩からも秋を感じられる絵本です。
2018年9月のおすすめ絵本②
「どんぐりどらや」
作:どうめき ともこ
絵:かべや ふよう
出版社:佼成出版社
黄色い森の散歩道、アキオはお時宗様の葉っぱを払い落とし、石の頭をなでました。そうするといいことが起こるとおばあちゃんから聞いていたからです。
すると、道の先で何やら歌が聞こえてきました!
♬どんぐりどらやのどらやきづくり‥
さあ、何が始まるのでしょう?
色鮮やかな秋の風景が感じられる絵本です。美味しそうなどら焼きに思わずお腹が鳴って食べたくなりそうですよ♡
2018年9月のおすすめ絵本①
「まめうしのびっくりなあき」
作・絵:あきやま ただし
出版社:PHP研究所
豆粒くらいの小さい子牛のまめうしくんと、友達のつぶたくんが遊びに出かけました。
葉っぱの色が赤く変わっていたり、どんぐりがたくさん落ちていたり、上から栗が落ちてきたり、柿やさつまいもをたくさん食べて大きくなったり‥
「秋ってびっくりすることがいっぱいなんだ!」と色々な秋を体験しました。
まめうしくんとつぶたくんのユーモアの中に秋を感じられる絵本です♡
2018年8月のおすすめ絵本②
「いもうとのにゅういん」
作:筒井 頼子
絵:林 明子
出版社:福音館書店
突然妹が盲腸の手術で入院することになりました。お母さんは妹の付き添い。ひとり残されたあきえの気持ちと、妹へのほのぼのした愛情が伝わってきます。
林明子さんの表情豊かな絵が心に残る絵本です。
2018年8月のおすすめ絵本①
「はじめてのおつかい」
作:筒井 頼子
絵:林 明子
出版社:福音館書店
大忙しのママがある日みいちゃんに「ひとりでおつかいできるかしら?赤ちゃんのミルクがほしいんだけど…」と言いました。
「うん!みいちゃんもういつつだもん」
さあはじめてのおつかいの始まりです。
「ぎゅうにゅうくださぁい!」
子どものはじめてのおつかい。林明子さんの絵が臨場感溢れる、ドキドキ、わくわくさわやかな絵本になっています。
2018年7月のおすすめ絵本②
「あめふり」
作・絵:さとう わきこ
出版社:福音館書店
毎日毎日雨ばかり降り続くので、怒ったばばばあちゃんは雲の上の雷に向かって大声で言いました。
「ようし、こっちにも考えがあるよ」
すると薪をストーブに入れて火をつけて燃やし、いらない物も燃やしてこしょうを入れ、唐辛子を放り込みました!
さて、雷たちはどうなってしまうのでしょう…
元気でガッツがあって行動的なばばばあちゃん。とても楽しい絵本です。
2018年7月のおすすめ絵本
「すいかのたね」
作・絵:さとう わきこ
出版社:福音館書店
ばばばあちゃんは庭にすいかの種をまきました。穴を掘って種を入れ「おいしいすいかがなるように」と。それを見て、何を土に埋めたんだろう?と興味津々の動物たち、土の中を確認すると「なぁーんだ黒い種じゃないか」とちょっとがっかり。
すると、いきなり黒い種が「いいかげんにしろ!もう芽を出すのはやめだ!」と怒り出しました。
さて、この後はどうなってしまうのでしょう…
威勢がよくて、ちょっと気がいいばばばあちゃんとすいかの掛け合いがとても愉快な本です。
2018年6月のおすすめ絵本②
「おさんぽ おさんぽ」
作:ひろの たかこ
出版社:福音館書店
小さな子どもは裸足が好きで、靴は邪魔な時もあるけれど長靴となれば話は別。雨の季節は長靴が大活躍です!
雨上がりにおさんぽ、おさんぽ。
わくわく最後に水たまりに飛び込めば、最高の気分になりますよ!
バシャバシャ、長靴の中に水が入っても楽しくて、子どものわくわくが伝わってくる絵本です。
2018年6月のおすすめ絵本①
「がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん」
作:安西 水丸
出版社:福音館書店
がたんごとんと音を立てて汽車は海辺を走ります。
「のせてくださーい!」
夏の仲間たちを乗せて、ざぶんざぶんと波は浜辺に打ち寄せます。
小さな子どもの好きな電車、乗り物の絵本です。
がたんごとんのリズムでシンプルなかわいい絵本です。
2018年5月のおすすめ絵本②
「しょうぼうじどうしゃ じぷた」
作:渡辺 茂男
絵:山本 忠敬
出版社:福音館書店
消防自動車じぷたは、小さいためにみんなから相手にされません。でも、じぷたはちびっこでも働き者です。小さいからこそ役に立ち、ジープのじぷたでなくてはだめな場所だってあるのです。
そんなある日、小さな消防自動車じぷたが大活躍するときがきました!
魅力いっぱいの子どもたちに人気の乗り物絵本です。
2018年5月のおすすめ絵本①
「ぞうくんのさんぽ」
作・絵:なかの ひろたか
レタリング:なかの まさたか
出版社:福音館書店
散歩に出かけたぞうくんは、途中で出会ったカバとワニとカメを順番に散歩に誘い、背中に乗せて歩いて行きます。
「あれ、おもいぞ、うわーっ!」
愉快な散歩になりました。
リズミカルな絵とシンプルな言葉がとても楽しくさせてくれる絵本です。
2018年4月のおすすめ絵本②
「てのひら」
作:瀧村 有子
絵:ふじた ひおこ
出版社:PHP研究所
ゆみちゃんは幼稚園に通う3歳の女の子。
なんだか最近元気がありません。
そこでママは考えました。たくさん考えいいことを思いつきました。
「ゆみちゃん おはよう。ゆみちゃんに元気が出てくるおまじないをしてあげるね」
手のひらにマジックで☺マーク、そしてスペシャルマークも。
それに励まされて、ゆみちゃんは色々なことができるようになっていきます。
ママのおまじないは子どもが笑顔になったり安心したりとすごいパワーがあるんですね!
2018年4月のおすすめ絵本①
「おひさまえんのさくらのき」
作:あまん きみこ
絵:石井 勉
出版社:あかね書房
さくらの季節、まこちゃんは入園式から帰ると「おひさまえんに行かない」と言い出しました。そんなまこちゃんに、おばあちゃんは昔「幼稚園に行かない」と泣いただれかさんと桜の木の話をして励ましたのでした。
だれかさんって一体誰のことなのでしょうか…
入園に不安な子どもたち、幼稚園は楽しいところだよ。
桜はそんな子どもたちの気持ちを優しく包み込みます。
心温まる絵本です♡
2018年3月のおすすめ絵本②
「たいせつなこと」
作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:レナード・ワイスガード
訳:うちだ ややこ
出版社:フレーベル館
日々目に映る物、手に取る物、そんな物たちの大切なこととは…
新鮮な驚きがあり、単純なことなのかもしれません。
納得したり、考えさせられたり、そんな中で「あなた」にとって大切なこととは…
これから新たな世界で色々と悩んだり、落ち込んだり、少しだけ心が疲れたりした時、この本を手に取ってみて下さい。
ありのままの大切さを流し込んでくれますよ。
2018年3月のおすすめ絵本①
「わすれられない おくりもの」
作・絵:スーザン・バーレイ
訳:小川 仁央
出版社:評論社
物知りで誰からも頼りにされ、慕われていたアナグマ。たいへん年をとっていたので体が弱ってきて、自分が長いトンネルの向こうに行ってしまってもあまり悲しまないようにと友達の動物たちに言っていました。
時が過ぎ、アナグマは長いトンネルの向こうに行ってしまいました。かけがえのない友を失った悲しみで、みんなはどうしたらよいのか…。でも、アナグマはわすれられない大切な贈り物をみんなの心の中にたくさん残していってくれていました。
「ありがとう、アナグマさん」
読み終わった後ジーンとしてしまう絵本です。
2018年2月のおすすめ絵本②
「もりのひなまつり」
作:こいで やすこ
出版社:福音館書店
もうすぐひなまつりですね。
のねずみたちに頼まれて森に出掛けたお内裏様・お雛様たちは、森の動物たちと楽しい1日を過ごします。
帰り道雪が降り、家に戻ったお内裏様・お雛様たちはすっかり汚れていました。
さあ大変!お内裏様・お雛様たちは、お家に飾ってもらえるのでしょうか…
2018年2月のおすすめ絵本①
「あそぼう あそぼう おとうさん」
作:浜田 桂子
出版社:福音館書店
子どもたちは普段お母さんと接することが多くなりがちですよね。
この本には、ぶつかってしがみついて、のぼったりぶら下がったり…お父さんとならではの体を使った遊びがたくさん載っています!
お父さん、お休みの日はこの本を参考にお子さんと一緒に遊んでみませんか?きっとお子様を夢中にさせるはずです^^
2018年1月のおすすめ絵本
「あそぼう あそぼう おかあさん」
作:浜田 桂子
出版社:福音館書店
毎日寒い日が続いていますね。
忙しい日々でつい疎かになってしまう家族とのふれあい。
この本には家族みんなで楽しめるふれあい遊びが色々と載っています。みんなで遊んで心も体もぽかぽか温まる絵本です。
読み終わったら温かい気持ちになり、きっとみんなで遊びたくなると思いますよ。
ご家族でお家にいる時は、この本を参考に皆さんでゆっくりふれあって楽しい時間を過ごしてくださいね^^